このところ、雨ばかりの天候ですっかり涼しくなりました!!
接近中の台風も大きな被害がでないとよいのですが・・・
さて、雨がもたらすモノといったら水温低下とカレントと濁りが容易に想像できますね!
水温は真夏に比べてガクっと落ちているので、安定さえしてしまえばバスにとっては適水温になるでしょうからよいとして
濁りは苦手だ!って方も多いのではないでしょうか?
筆者はシャローゲーム大好きですので、バスの居場所が明確になりやすく、警戒心の薄れる濁りはウェルカムなのです!
そんな状況になった場合に有効な製品をご紹介しますね!

まずはイヨケンチャター アディ
ブルブルと強烈な波動とフラッシングでアピールできるのが特徴で濁りには強く、濁りを嫌いカバーについた魚にその存在を気づかせ、誘い出せるだけのパワーを備えています
3/8,1/2,5/8ozがラインナップしており、フィールドのカレントの強さに応じて使用ウェイトを変えていけばOK!
3/8ozを基本にカレントが強くなるほどに狙ったコースをトレースしづらくなるので、カレントに負けないように段階的に重いウェイトを選択していただければOKです。
特徴的なブレード付きガードの効果で、フラッシングによるアピールをプラスでき、普通のチャターよりは障害物に強いのも特徴ですからカバーに対してタイトにアプローチ可能です!!
ガードのブレードを外してコイルキーパー(オススメはフィナのハイパートルネードロック Sサイズ)をセットしプリティーシャッド1.8インチをセットしてもまた違ったアピール効果が期待できます。
テスト段階では、赤茶けた水の色で有名なルイジアナ州 レッドリバーで抜群の効果を発揮していたのもこのセッティングです。
セットするプリティーシャッド1.8インチは基本ホワイトがオススメですが、スカートのカラーなどに合わせてお好みでセレクトしてもらえれば良いでしょう!

そのアディと相性抜群のトレーラーがスキップシャッド4.8インチ
シンプルなデザインながらアディのアクションを全体で受け止め、動きを殺さずにシルエットを大きくできマッチザベイトさせやすいモデルです。
やはりフィッシュ系のベイトを意識した時にオススメで、ベイトのサイズによってはボディーを寸詰めしてしまうのも良いでしょう!
カラーはアディのスカートに合わせて選べば良いですよ!
トレーラー以外にも、ノーシンカージャークや高比重なマテリアルを活かしたノーシンカーフォール、テキサスやヘビダンなどマルチに対応できてしまうのも特徴です!
ノーシンカージャークは縦セットと横セットとでアクションの質が変わります。
横セットは浮き上がりやすく表層でパニックになるベイトを演出しやすく
縦セットはちょっとレンジが深い時に扱いやすいですので、気になる方はお試しを!

アディで散々巻いても反応がなければ、濁りや水温低下で活性が下がり、カバーの奥でジッとしていると考え
チューブルのテキサスリグによるフリップに切り替えます。
チューブルは余計なパーツが一切ついておらず、いかに効率良くカバーを攻略できるかに主眼をおいて開発されています。
カバーの中に入りやすいのが最大の特徴で、まずは狙ったカバーの中に送り込めるウェイトを選びます。
基本は5gか7gでしょう。様子をみながら軽くしたり、重くしたりと反応するウェイトを探してください。
こまめなウェイトチェンジが重要ですので、面倒くさがらずに色々試してくださいね。
カバーが濃ければ濃いほどしっかりとシンカーが動かないようにペギングやストッパーを使って固定してくださいね!
バルキーなシルエットながら中空ボディーでフッキングのよいチューブですが、チューブルはそのフッキングレスポンスをさらに上げるべく、偏平ボディーを採用しており、横偏平にして使うことでその特徴を活かすことができます。
フックはフィナのパワーステージかTNSオフセットの#4/0か#5/0がマッチします。
これで目に付くカバーを片っ端から打っていくわけですが、相手がナーバスな時はキャスト精度や着水音などのアプローチにも気をくばってくださいね。

アディやスキップシャッド、チューブルに一味違ったアピールを加えれるのがグラスラトル
音質にこだわったガラス製を採用していますので、お取り扱いにはご注意を。
視覚によるアピール効果は、濁りが入ると効果は激減しますから(普段の水質がクリアだと特に)、ラトルサウンドによるアピールはかなりの効果が期待できます。
S、M、Lサイズがあり、チューブルにはLがベストマッチ。
スキップシャッドにはSかMをお好みで。音量を変えれるので現場でお試しくださいね!
アディはトレーラーの中に仕込めばラトリン使用にできます。
シルエットの綺麗さを考えてSかMをチョイスしてくださいね!
色々ご紹介していたらダラダラと長くなりましたので、カラー考察などはまた別の機会にご紹介しますね。
自然と生き物が相手ですから、上記のようにしてもダメな場合もありますが、参考までにとご紹介しました。
答えを探していくのがバスフィッシングの面白さ!
答えも1つだけではないのもより一層ゲームを面白くしてくれます!
ぜひ皆さまも、色々考えてフィールドで試していただき、サイズや数だけではない、たとえ小さくても狙い通りにキャッチした価値の高い1匹を手にしてみてくださいね!